有里の選ぶオールタイム・ベストSF投票

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SFセミナー’98の参考リストの中から、 私が好きで、なおかつ「SF」だと思える本を選びました。
『火星夜想曲』が期間外で残念。期間内なら間違いなくランク入りしたんですが。
私は幻想文学読みなので、どうしても昔言われていたF(ファンタシィ)派の作品を多く選んじゃうんですが、
そこを必死で引き止めて『宇宙のランデヴー』『重力の使命』を入れました。
どちらもSFの「センス・オヴ・ワンダー」ってのは、こういうことかというのを私に納得させてくれた作品です。
(でも選んでいる人いませんでしたね。)このへんが私の「ハードSF」許容の限界なんですねぇ。
サイバーパンクは全くダメ、ホーガンもディックもダメ。 カート・ヴォネガットには手を出しかね、ソウヤーって何者だ?っていう状態では、こんなもんですね。

しかし、参考リストにはサンリオSFが結構入ってましたけど、70年生れの人(溝口@書物の帝国氏のような人は別にして...(笑)) は、読みたくても読めないでしょうに。
私も『パヴァーヌ』知らなかったし...。

選んでみて、自分が実は短篇好きだということが判明。
長篇中心だとティプトリーもヤングもジョーン.D.ヴィンジも入れられないし、「なんでも箱」も
アシモフのロボット物(スーザン・カルヴィンおばさんが出てくるやつ)も選べなくてつまんない。
(でもアシモフで一番好きなのは《黒後家蜘蛛の会》シリーズなのだった。)
今度は、短篇のベストを選んでみたいものです。(98.05.28)

有里 データおたく主婦

  1. 宇宙のランデヴー / アーサー・C・クラーク
  2. 《デューン》シリーズ / フランク・ハーバート
  3. 《ノースウェスト・スミス》シリーズ / C・L・ムーア
  4. 火星年代記 / レイ・ブラッドベリ
  5. 重力の使命 / ハル・クレメント
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By 有里 alisato@anet.ne.jp
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