更新日: 2005/12/19
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風邪なのか自律神経失調なのかウィルス性胃腸炎なのかわからない症状でダウン。
食欲がなくておなかが張って熱が出る。風邪かな。映画見に行くと、病気拾ってくる気がするぞ。
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トレーシー・バレット/作 山内智恵子/訳 『緋色の皇女アンナ』(徳間書店 ,2001年3月,1575円, ISBN4-19-861331-1)読了。
十一世紀、絶大な権力をほこるビザンチン帝国(東ローマ帝国)の皇帝の世継ぎの皇女として生まれたアンナは、うるわしい婚約者と共に玉座につく日を心待ちにしていた。だが弟ヨハネスが誕生するとアンナの運命は狂い始めた。遠征で不在がちの父のかわりに帝国の陰の支配者となていた祖母は、勝気で才気あふれるアンナの存在を脅威に思い、うとみはじめる。そしてついにアンナは馬鹿をよそおう弟のわなにはまってしまうのだった。栄光の日々から一転して、山奥の修道院での退屈な幽閉生活が始まったが…。
主人公は、実在のビザンチン帝国の皇女アンナ・コムリナ。世継ぎの皇女として生まれながら、弟ヨハネスの暗殺を図ったとして修道院に流され、そこで父・アレクシオス一世の伝記を執筆したという。
さすがはアメリカのフェミな女性作家が書いた作品というべきか、登場する女性たちが強烈です。まず第一にこの皇女様、全然「悲劇の皇女」じゃございません。帝王教育を受け、才気あふれ、すさまじく勝気でプライドが高い。アンナの父の補佐をしている祖母も権謀術数に長けた猛烈な女性で、一見おとなしやかにみえるアンナの母も芯は強く祖母と真正面から対立し、最後には実の息子を手にかけようとするほど。父親である皇帝は、権力はあるけど存在感は薄い。
ストーリーはとても面白いんですが、そういう強烈な個性の持ち主が主人公であるせいか、いまひとつ感情移入できませんでした。一人称小説であるにもかかわらず(いや、それゆえにか)、書かれていることと事実とは別なんじゃないかと感じてしまうのですね。特に弟のヨハネスの部分。
アンナはヨハネスを(自分の権利を侵害するものとして)生まれたときから嫌っていて、したたかで悪意のある子供として描いているんですが、客観的に見るとそんなに悪い子じゃなさそうなんですよ。むしろかわいそうなんです、ヨハネス。生母から離され、姉に疎まれ、父にないがしろにされ、みなから馬鹿だと思われている少年。アンナが悪意をもって描いている彼の行動も、家族の愛情を得たい一心からの行動に思える。
これは作者が狙ってそう描いているのか、私が勝手に読み取っているのか、ちょっと分からない。ヨハネスは実際屈指の名君だったそうなので、やっぱり狙って書いているのかも。
この物語はむしろ、ヨハネスの視点で読みたかった。
(以下妄想が暴走している上にネタバレしておりますのでご了承ください。なんだったら、ネタバレ終了まで飛ばしてください。)
美しく聡明で勝気な長姉を慕うヨハネス、でも姉は彼を嫌ってほとんど構ってもくれない。
姉とその婚約者が仲睦まじいのがうれしくて、それを皆に報告したかっただけなのに、それをからかっていると思われ、さらに疎まれてしまう。
人知れず図書室で勉強していると、やってきたのは長姉。せめて一言なりとも言葉をかわしたいと思うヨハネスの耳に届いたのは、姉の自分に対する殺意の言葉。思慕は憎しみへとすりかわる。
……
姉だけでなく生母にすら命を狙われ、それでも二人を処刑することができず、修道院に追放するヨハネス。
そして姉にことづてを送るのです。「あなたのために祈る」と。
――うわーん、やっぱ、ヨハネス視点のが萌えるじゃん。
だれかそういう話を書いてくれ。
ネタバレ終了
というわけで、結構面白いです。
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公式サイトといいながら、なぜかプロバイダの個人ページの中にあります。
はい、私が作りました。宴会に呼ばれたときに、【大森望】さんからデータあげるからサイト作れといわれたんですの。(いいのか、そんなにアバウトで……と私も思う)
ちゃんと著者と出版社公認です。【太田出版】の新着情報からもリンクされちゃってますよ。
著者の人たちが、既読チェックの結果をとても知りたがっているので、興味のある人は回答してください。
ちなみに私は51冊でした。
あー、nDiary使ってる人は結果をそのまま貼るとシリーズ名がルビ指定になっちゃうから気をつけてね。
<<+改行+<pre>〜</pre>で囲むのが吉。
001 (1977-p121-d),《クラッシャー・ジョウ》高千穂遙(1977〜) 002 (1980-p121-d),《クララ白書》《アグネス白書》氷室冴子(1980〜1983) 003 (1980-p122-d),《ダーティペア》高千穂遙(1980〜) 004 (1981-p123-d),《星へ行く船》新井素子(1981〜1992) 006 (1982-p125-e),《銀河英雄伝説》田中芳樹(1982〜1988) 008 (1983-p126-e),《少女小説家は死なない》氷室冴子(1983) 010 (1984-p129-c),《丘の家のミッキー》久美沙織(1984〜1988) 012 (1986-p131-d),《アルスラーン戦記》田中芳樹(1986〜) 015 (1987-p133-c),《創竜伝》田中芳樹(1987〜) 016 (1988-p134-d),《エフェラ&ジリオラ》ひかわ玲子(1988〜) 017 (1988-p135-e),《ロードス島戦記》水野良(1986〜1993) 021 (1988-p138-c),《風の大陸》竹河聖(1988〜) 023 (1989-p139-c),《ハイスクール・オーラバスター》若木未生(1989〜) 024 (1989-p140-a),《フォーチュンクエスト》深沢美潮(1989〜2003) 025 (1989-p141-e),『ゆらぎの森のシエラ』菅浩江(1989) 026 (1989-p141-c),《破妖の剣》前田珠子(1989〜) 028 (1990-p143-b),《スレイヤーズ!》神坂一(1990〜2000) 034 (1991-p172-f),『ヘルメハイネの水晶の塔』井辻朱美(1991) 037 (1992-p174-c),《十二国記》小野不由美(1992〜) 038 (1992-p175-e),『六番目の小夜子』恩田陸(1992) 039 (1993-p176-c),《デルフィニア戦記》茅田砂胡(1993〜1998) 046 (1995-p182-f),『タイム・リープ あしたはきのう』高畑京一郎(1995) 049 (1996-p184-d),《ブラックロッド》古橋秀之(1996〜2000) 051 (1996-p186-c),《星界》森岡浩之(1996〜) 052 (1996-p187-d),《電脳天使》彩院忍(1996〜1998) 056 (1997-p190-d),《月の系譜・桜の系譜》金蓮花(1997〜) 058 (1997-p191-c),《西の善き魔女》荻原規子(1997〜1999) 059 (1997-p192-f),『天夢航海』谷山由紀(1997) 061 (1998-p193-a),《ブギーポップ》上遠野浩平(1998〜) 062 (1998-p194-b),《フルメタル・パニック》賀東招二(1998〜) 064 (1998-p195-d),《マリア様がみてる》今野緒雪(1998〜) 067 (1999-p198-e),《EDGE》とみなが貴和(1999〜) 070 (1999-p200-c),《スカーレット・ウィザード》茅田砂胡(1999〜2001) 071 (1999-p201-c),《流血女神伝》須賀しのぶ(1999〜) 073 (2000-p235-d),《Dクラッカーズ》あざの耕平(2000〜2004) 074 (2000-p236-b),《R.O.D》倉田英之(2000〜) 075 (2000-p236-b),《キノの旅》時雨沢恵一(2000〜) 076 (2000-p237-b),《まるマ》喬林知(2000〜) 077 (2000-p237-d),《虚空》上遠野浩平(2000〜2002) 078 (2000-p238-f),『骨牌使いの鏡』五代ゆう(2000) 079 (2000-p239-c),《猫の地球儀》秋山瑞人(2000) 080 (2000-p240-f),《木島日記》大塚英志(2000) 082 (2001-p242-c),《Missing》甲田学人(2001〜) 083 (2001-p242-c),《イリヤの空、UFOの夏》 秋山瑞人(2001〜2003) 085 (2001-p244-f),『かめくん』北野勇作(2001) 088 (2001-p246-f),『紫骸城事件』上遠野浩平(2001) 089 (2001-p247-e),『失踪HOLIDAY』乙一(2001) 092 (2003-p250-d),《マルドゥック・スクランブル》冲方丁(2003) 093 (2003-p251-d),《銀盤カレイドスコープ》海原零(2003〜) 094 (2003-p251-d),《七姫物語》高野和(2002〜) 097 (2004-p254-c),『デュラララ!!』成田良悟(2004)
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夫は有休。障子貼りをやってもらおうと思ったのに、郵便局に行ったり、買い物にいったりしていたら一日が終わってしまった。何もできなかった。
インクジェット用を60枚購入。夫の会社用の分は年々減っていき(会社を辞める人が多いから)、私の分は減りもせず増えもせず。ネットの友人知人は増えるけど、年賀状はほとんど交換しないからね。
親戚向けの年賀状にもこのサイトのURLを記載しているので、ここにはめったなことは書けないのである。
『ウスカバルドの末裔』の作者たけうちりうとは、やおいを書いている人なので、これもやおいファンタジーっぽいですが、珍しく私の潜在意識サマが「買え!」と騒ぐので買ってみる。
イラストの雪舟薫は、駒崎優『手折られた青い百合 歓楽の都』[→感想]のイラストもやっている人。要するに好みの絵柄だってことか。
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【ライトノベル☆めった斬り! Official Site】でやっている「めった斬りブックガイド既読調査」は、12/18 2:00の時点で投票件数が660件を越しました。皆様、ご協力感謝です。そろそろ落ち着いてきたかな。
【堺三保】さんによると、順位だと10位前後、既読率だと50%前後の作品群が「時々刻々順位が入れ替わる熾烈な競り合いとなって」いて、なかなか面白かったらしい。
投票データは記録しているので、データを集計して折れ線グラフを作ってみると面白いかもしれない。
恒例(?)の「あの本を読んでいる人はこの本も読んでいます」という分析も出してみたいので、協力してくれる人を募集中。
ざっと手集計したところでは、『ヘルメハイネの水晶の塔』を読んでいる人は『十二国記』と『六番目の小夜子』を読んでいる確率が高い。当然ファンタジーファンですね。
《まるマ》が『EDGE』と同じくらいしか読まれていないってのは意外。女性票は少ないのかな。
サイトトップへのアクセスは15〜17日で4000ヒット以上でした。でもって、そのうちの1/4以上が【カトゆー家断絶】からでした。ニュースサイト恐るべし。絵描き系ニュースサイトやアニメ系ニュースサイトからも人が来ているのが興味深かったです。
それぞれの行動範囲の中で一番リンクが早かったサイトから飛んでくるわけで、要するに大手ニュースサイトというのは、いろんなジャンルの人がやってくる情報中継ステーションなんでしょうね。
家の前の道路が広がることになり、目下道路工事中。
この工事がおわったら、我が家の庭にもフェンスを作らなくてはならない。
というわけで、業者にエクステリアのカタログをもってきてもらって、仕様を検討した。
コンクリートの基礎のにイエローグレーのレンガを積んで、その上に桟が細めのアールヌーボ風鋳物フェンスというのが理想。これで見積もりを出してもらって、あとはお値段との相談でフェンスが安物になったりする予定。
で、そんなことをやっていたら、障子貼りできず。
でも年賀状の図案を作ったから、まあいいか。
でもって、これからハガレン系出版物の出版ラッシュがくるわけですが……。
第一弾が17日発売の『鋼の錬金術師 コンプリート マテリアルサイド』の表紙が……。なんで服着てないの? 中身はただのアニメ設定資料集ですからっ!! やおい本じゃないですからっ!! そこまで腐ったお姉さんたちに媚びなくてもよかろーに……。
22日に出る『TVアニメ鋼の錬金術師 ART BOOK Vol.2』【amazon】も「フ女子ビジョン的」には、いろいろ凄いわけでして。
小中学生はアニメ終わるとあっさり離れていくので、夏の映画までは腐ったお姉さんたちのパワーが頼りということなんでしょうか。でもアニメの登場人物たち、売れなくなると脱ぎだすアイドルみたいな扱いですわね。
あー、大佐の中の人のお歌のCD【amazon】は、オリコン10位以内に入ったらしいです。CMだけ聞きましたが、大川透(大佐の中の人)は、歌も結構お上手です。でも買いませんけどね。
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小さいほうの窓の障子を貼り替えた。
5年以上(!)ほうってあったので、障子紙が灰色になっていた。
ハケノンというチューブ入りのノリは、効率よくのりが塗れるので超お勧め!
アイロンで貼る障子紙より、大判の一枚紙をハケノンを使って貼ったほうが楽だということが判明した。
はきだし窓の障子貼りは後日。
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有里 (Alisato Akemi)