2002年3月 ( 上旬 / 中旬 / 下旬 )[前月] [次月] | ||||||||||||||||||||||||||||||
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去年の12月にハードディスクビデオレコーダーを買ったのに続き、今度はDVDレコーダーを買う。PioneerのDVR-7000。我が家のAV機器担当者は、当初は後継機種を買うつもりだったらしいが、そのリリースが延期になったとかで、悩みに悩んだ末、価格落ちしたDVR-7000に決めたらしい。(私は『ロード・オブ・ザ・リング』のDVDが発売された時点でDVDが見られりゃ、機種は何でもいいのです。)
目下、AV機器担当者が4台ある機器とセレクタとTVの接続に苦戦中。
リモコンの使い勝手がものすごく悪いです。ジョイスティックがむちゃくちゃ使い難い!!!!!(殺意を感じるほど)
ようやく裂け谷に到着。エルロンドが指輪の歴史をぶちあげてます。
あまりにもややこしくて、地図と年表を表示して説明してもらわないと分からねぇですだ。いろんな人やエルフやドワーフもわらわらと集まってくるしー。
このあたりで遭難する人はいないのだろうか?
あんまり気にしないで読み進むべきなんでしょうね。
バクシ版アニメ映画のオリジナル・サウンド・トラック。
ファンには大不評のアニメ版『指輪物語』だが、レナード・ローゼマンの作曲は悪くなかったと思う。私はテーマ曲と「ミスランディア」「ヘルム・ディープ」のあたりがすごく好きなのだ。
曲目リスト
1.「指輪物語」のテーマ
2.指輪の歴史
3.旅の始まり/亡霊との出会い
4.ローハンの騎士
5.リヴェンデルへの逃亡
6.モリアの坑道
7.坑道での闘い/バルログ
8.ミスランディア
9.ガンダルフの想い出
10.フロドの消失
11.オーク軍を追って
12.オーク軍の攻撃
13.ヘルム・ディープ
14.夜明けの戦闘/セオデン王の勝利
15.モルドールへの旅/「指輪物語」のテーマ
生活範囲内で一番大きな書店に『鳩よ!』を探しにいったのだが、見つからず。悲しい。
夫が別の店に用があるというので、一時間後に落ち合うことにする。(というより、「邪魔だからここで遊んでろ」と放り出されたというか……)
当然ここでも『指輪物語』関連図書フェアをやっている。
ハードカバーの『指輪物語 旅の仲間 上』は、1冊だけしか残っていなかった。文庫は結構残っている模様。
1時間で5組ぐらいの人達がフェアの台に近づいて本を手に取っている。原作よりもガイドを先に手に取る人の方が多いな。あれは、原作読了済みの人たちなのかしら。
河出書房新社編集部編『指輪物語完全ガイド』(河出書房新社)は、マニアの間でも評判がいいし、なにより瀬田貞二氏の原稿や対談が載っていて資料的価値が高いので購入。
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『指輪物語』の裂け谷の御前会議で昔の話がいろいろ出てくるので、慌てて『ホビットの冒険』を再読。『ノービットの冒険』が出たときに、もっとちゃんと読んでおけばよかったかな。
目下『指輪物語』と特別な関係に陥っているので、いろんな本が欲しくて欲しくて……。
『指輪物語』の原書は持っているのだが、第1部と第2部がUnwin Paperbacks の Third Edition(薄い。表紙が指輪文字と目)で、第3部がUnwin Paperbacks の Fourth Edition(紙が悪くて分厚い。表紙はキリス・モルゴルの塔と滅びの山。背は黒)と、装丁が不統一なので、なんとかしたいのだ。
『ホビットの冒険』の原書も欲しいしなぁ。というわけで、[リスト]。
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午前3時までかかって読了。細部をすっかり忘れていた。やっぱり原書が欲しいよー。
『指輪物語』でモリアに行ったバーリンってビルボと仲良しさんだったのね。それがわかっていると、モリアのあのシーンは胸に迫るものがありますなぁ。
やっぱり『指輪物語』を読む前に『ホビットの冒険』(もちろん岩波書店版。無理なら原書でもいいが)を読んでおくのがいいですね。トロルの話もよくわかるし。
私の持っているのは、岩波少年文庫版(1刷は1979年)の3刷(1980年)です。The Hobbit の第二版を底本にしているので、ゴグリがでかいです。
今出ている岩波少年文庫は、どこか変わっているんでしょうかね。変わったのは装丁だけかな。
(2002/03/24追記:【ニム】さんホビットの各版についての情報ありがとー)
【BBCラジオドラマThe Lord of The Rings】 を聴くために、雑誌付録のCD-ROMを漁ってReal Playerをインストールする。
【BBC Radio(http://www.bbc.co.uk/radio/)】にアクセスして、BBC-Radio 4 の LISTEN リンクをクリックすればOK。
This Saturday - 23 March - Part 12: Mount Doom
今週はサムとフロドが出ずっぱりかな。
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土曜日の深夜は、BBCネットラジオのLotRドラマを聞きながらのチャットでございました。
ああ、楽しかった。
ドラマのクライマックスでの「まーいぷれしゃす、まーいぷれしゃす、まーいぷれしゃーすっ!」という声が耳から離れません。
It is precious to me , though I buy it wigh great pain.
上記は、イシルドゥアの書き残した言葉。エルロンドの会議でガンダルフが読み上げます。あれを手にした人は、みんな precious って形容するみたいですね。「指輪は女性である」という解釈も、むべなるかな。
precious を 「いとしい……」と訳した瀬田貞二氏のセンスに改めて敬礼。「僕チン」じゃ意味通らん。
BBCドラマは、エオウィン姫の声が落ちつきすぎていたのが残念。もうちょっと若い人のがいいなぁ。
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2chの指輪系スレをチェックしていたら、アカデミー賞の速報が入っていたので、早速ネットで確認。
撮影賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、作曲賞の技術系の4部門を受賞したようです。妥当な線だと思いますね。ノミネートだけされて一つも取れないのではないかという暗い予想もあったので、先ずは重畳。
【Yahoo!ムービー - アカデミー賞特集】期間限定
映画単体として見た場合、思いっきり「続く」だし、原作未読者は置いてきぼりだったりと、いろいろ問題があるので、作品賞や監督賞が取れなくても無理はないかと。
でもワタクシとしましては、賞の行方よりも、ガン爺ことイアン・マッケラン様が会場に男性の恋人を伴って登場した話のほうが気になる。ブルボンのCD-ROMでインタビューに答えていたマッケラン様は、銀髪に眼鏡で理知的でノーブルでクラクラするほど素敵でしたが、ゲイだったんかー。嬉しいような、哀しいような。
でも、頭の中身が全部胸にいっちゃてるような女をエスコートしてきたとかじゃなくてよかった。どんな男性だったのかなぁ。アカデミー賞授賞式には全然興味のないワタクシですが、今回ばかりは会場の様子をじっくり見たいと思いました。
2002/03/26追記:
【俺アカデミー賞】というページ(【スズキトモユ】さんのページ経由)で、アカデミー賞会場でのマッケラン様とそのエスコート・パートナー(軟派なアラゴルンといった風情)の姿とかピーター・ジャクソンのお腹とかを見ることができました。
[『ロード・オブ・ザ・リング』 感想リンク] は、ますますリンクの数を増やしております。
アクセス解析で知った【second inpact:THE LORD OF THE RINGS】には、2ch映画版の「ロード・オブ・ザ・リング」FAQもまとめられていて便利。
管理人さんは、スターウォーズファンでファンタジー親和性も高そうな方(なんせトップページイラストが『ダーククリスタル』のキーラだ)で、今まで覗いた映画系サイトの中では一番居心地がよかったので、つい掲示板でご挨拶までしてしまいました。
で、その掲示板で知ったのが以下のページ。
【The Lord of the Rings -Fellowship of the Ring (US/NZ, 2001) <モリアの会話>】
例のモリアでのガンダルフとフロドの会話についての考察です。原作ファン必読。
で、リンクの数ですが、3/25現在で感想執筆者の数が50人になりました。もっとも、そのうち原作未読の人が5人しかいないという異様に内容が偏ったリンク集になっております。(原作ファンの精神衛生に悪い感想は意識的に抜いてますんで。)やっぱり原作未読の人というか事前情報全くなしの人が楽しむのは難しい映画なのでしょう。
【やっき】さんが、
「字幕のような日本独自の問題は擱くとして、原作ファンが好意的な評価を下しているのが意外である。」
と書いてますが、ほとんどの原作ファンは、「ロード・オブ・ザ・リング」を「映画」としてみているわけじゃないんだと思いますね。
少なくとも私は、あれは「実写版の動く挿絵」だと思って見ています。そう割り切って見れば、クライマックスシーンばかりになるのも納得できるし、キャストもリブ・タイラーを除いてはまあまあ許容できる範囲だし、なにより美術は完璧だし。
でも実は評価が好意的である最大の理由は、バクシ版アニメで既に免疫ができていたからだったりして……。
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気温の変化が激しいせいか、肩こりと頭痛がひどいので、手短に。
というわけで、BBCラジオドラマ『The Lord of the Rings』のCDセットを買ってしまったのでした。
13枚組で1枚に1時間弱のドラマを収録。
土曜日に聞いた Mount Doom の回を聴いてみました。ラジオより音がクリアで聴きやすいです。内容は原作の抜粋みたいな感じで、順番が入れ替わったり継ぎ接ぎになったりしてはいるものの、文章はそのままなので、単語が聞き取れれば翻訳書を見ながらどの辺りをやっているのか判ります。(←これをやると瀬田訳の凄さを実感できます。)
「まーいぷれしゃすっ!」(3回じゃなくて、2回だった)を再び聴くことができて、満足。それから鍋を捨てるところでは、フロドが「サム、おまえはホビットの中のホビットだ」って、つぶやくですよ。もう聴いていて涙が……。
これは旧版。新版も出ているらしいんですが、第三部の発売は4月だそうです。
吉野 朔実『お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き』 (角川文庫,2002.2,\495+税, ISBN4-04-364001-3)読了。
購入ガイド
ISBN4-04-364001-3 【amazon】 【bk1(02133877)】
高橋 克彦『闇から招く声 ドールズ』 (角川書店 ,2001.9,\1,700+税, ISBN4-04-873099-1)読了。
高橋 克彦って、子供が嫌いなんじゃないでしょうか。
購入ガイド
ISBN4-04-873099-1 【amazon】 【bk1(02047975)】
賀東 招二『フルメタル・パニック! 同情できない四面楚歌?』 (富士見ファンタジア文庫 ,2000.6,\480+税, ISBN4-8291-2974-3)読了。
林水会長ー、ラブっ!
購入ガイド
ISBN4-8291-2974-3 【amazon】 【bk1(01779017)】
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眼精疲労で一回休み。一日中寝てました。
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『指輪物語』の続き(「二つの塔」上)を読んだり、BBCラジオドラマ『The Lord of the Rings』を聴いたり。根性ないので30分づつしか聴けません。エピソード1を聞いて、エピソード2の途中まで聴いて、エピソード6の半分(「二つの塔」上1 の辺りをやっている)を聴く。
村人とかギムリの喋り方とか、とっても聞き取り難いんですが、あれは何か訛りが入っているんでしょうか? アラゴルンとかガンダルフは聴き易いです。
聞き取りにくいけど耳に残るのはゴグリの声。「ばぎんず、あいかぁぁーすゆー」(←「にくむぅぅ」のところ)とか、真似っこしたくなります。
久美 沙織『ここは魔法少年育成センター』 (エニックス EX novels,2002.4,\840+税, ISBN4-7575-0663-5)読了。
親友のタカチを助けようとして突然魔法の力に目覚めた中学生の瑛蘭は、何の知識もなく魔法学校に転校させられてしまう。この国では、強い魔法力をもっているとわかった青少年は鑑別所めいた魔法学校に入れられてしまうのである。
英国の寄宿舎みたいな大ホールの食事にわけのわからない魔法の授業、おまけに電化製品は全て没収。こんなところで、うまくやっていけるのか……。
ハリー・ポッターにクレストマンシーを混ぜて、『ここはグリーンウッド』の型に流し込んだみたいな、魔法少年の成長物語。似ているけれど、バクリにはならないという微妙な線を狙っているあたりが、おさすがでございます。
ひょっとするとハリポタよりメッセージ性があるので、ハリボタ好きのお子さんのいる家は、「日本のハリポタ物みたいねー」とかつぶやきながら、その辺に置いておくと良いかも。
私は寄宿舎物が大好きなので楽しく読みました。続編もあると嬉しいな。
「アンドゥ」の呪文というのは良いアイデアだと思います。私もつぶやいてみよう「アンドゥ、アンドゥ……」
でも本当に必要なのは「なかったことにする」「アンドゥ」の呪文ではないと思うんですが……。
いや、そういうことは一応書いてはあるんだけどね。あの「いうえお」(←なんのことか判らない人は本文を読め)に関しては、どこかひっかかるものを感じる。
購入ガイド
ISBN4-7575-0663-5 【amazon】 【bk1(02147132)】
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映画「ロード・オブ・リング」を見てから半月が過ぎて、ようやく『指輪物語』の呪いが薄れて他の本を読む余裕がでてきた。
というわけで、本を買う。
駒崎 優『クイーンズ・ガード』(講談社 講談社X文庫 White heart,2002.3,\550+税, ISBN4-06-255600-6)読了。
ホテルのトラブル処理係をおおせつかった4人のホテル従業員たちが、セーフティボックスの盗難事件の謎に挑む。
外部からの電話であんな重要な情報を漏らしてしまう会社なんて、ロクなところじゃないと思うが……。セーフティボックスの謎が解明されるところも、巧い人が書けばもう少しなんとかなったんじゃないかと思うんだけど。
一方キャラクターたちは悪くない。
ストーリー展開の甘さとキャラクターの魅力で差し引きゼロ。続編に期待。
購入ガイド
ISBN4-06-255600-6 【amazon】 【bk1(02140799)】
上遠野 浩平『ビートのディシプリン Side1 Exile』(メディアワークス 電撃文庫,2002.3,\610+税, ISBN4-8402-2056-5)読了。
ブキーポップシリーズのキャラクターが出てくるけど、ブキーポップは出てこない。
それだけ。
購入ガイド
ISBN4-8402-2056-5 【amazon】 【bk1(02141424)】
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お台場のホテルグランパシフィックメリディアンで大学時代の友人達と待ち合わせ。
美味しいものを食べて、日ごろの憂さを晴らそうという企画である。店は加賀料理【大志満「花かがり」】。
私は花粉症の薬を飲んでいたせいか少しモーローとしていて、お料理を完璧に味わえたとはいえないのが残念。お互いに近況などを話し合う。(イマドキの中学生活は親も子も大変だと思ったことである。)
友人のひとりは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」を3回見たそうである。1回目は字幕版で見て、訳わかんなかったので原作を途中まで読んでもう一度見たら内容が理解できて面白かった由。で、2回目を一緒に見に行った中3のお嬢さんが「話がわからないから吹替え版を見たい」といったので、3回目は吹替え版をみたのだという。
「今はここを読んでいる」と文庫版の『指輪物語 王の帰還 上』を見せてくれた。「原作を読んで、ギムリが泣いているわけがようやくわかった」そうである。馬に乗った女の人(映画のアルウェンのこと)がちっとも原作に出てこないのは、そこだけ原作と話が変わっているからだと説明する。ついでに「ハードカバーで出ている追捕編を読むとアラゴルンとアルウェンのなれ初めが判るよ」と教えてあげたら、引きつっていた。(笑)
中3のお嬢さんも原作を読もうとしたらしいが、「訳が古くて読めなかった」らしい。まあ、私も中学で読み始めたときは、辛かったからなぁ……。
(書き忘れていたが、中3の女の子は「韋駄天」の意味がわからなかったらしい。やっぱり「大股歩き」とでも訳しておけばよかったんじゃないのか)
紅茶専門店でハーブティーを飲んで、お土産になめらかプリンとチョコレートケーキを買って解散。
お台場に行く途中、上野駅構内のブックガーデンで『鳩よ! 2002年4月号』と『小説推理 2002年4月号』を購入。『鳩よ!』は表紙よれよれだったけど、最後の一冊だったので仕方なく購入。
ここは駅構内の店のくせに妙にマニアックな品がある店で、今回も岩波書店の『ホビットの冒険』が置いてあったり、『「中つ国」歴史地図』が積んであったりした。ちゃんと売れますように……。
トールキン特集を読みたくて。
対談:津原泰水VS古川日出男 が読みたくて。
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有里 (Alisato Akemi)