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波津彬子:関連情報

座談会「鏡花と金沢について」(波津彬子・加門七海・東雅夫)
  『幽 vol.4』(メディアファクトリー, 2005/12)

 加門七海さんは『晴明。』『死弦琴妖變』(カバーは波津彬子さん) などの伝奇ファンタジーをお書きになっている方。東雅夫さんは『幽』編集長で、怪奇ホラー文学の評論家&アンソロジストでもあります。

「波津彬子の『唐人屋敷』の構成術」
  『季刊コミッカーズ 2002年夏号』p.105〜111(美術出版社)

 インタビューですが、イラストーレーターや漫画家志望者のためのテクニック情報雑誌なので、『唐人屋敷』の画面構成の話がメイン。最後の方に出てくる、マンガ家になるまでの話やこれからデビューしたい人たちに向けての話が興味深いです。

『日本名匠列伝』解説
  『日本名匠列伝』(学研 伝奇M文庫)

 あとがきというか解説を波津彬子さんが書かれているそうです。実物未確認です。

「波津彬子 インタビュー」
  『別冊ぱふ コミック・ファン 1999年5号』p.52〜61(雑草社)

 デビュー時のことから、作品執筆の裏話まで、情報満載。
 あまりご自分の事を語らない方なので(「日々平安」の波頭先生は波津先生じゃありませんものね(笑))、インタビューというのは珍しいのでは? 「絵を描くのがお好きだったんですよね」という質問に「いまだに上手くならないのがつらいですね」と答える波津先生にインタビュアーの方が「めまいのしそうな言葉ですね」。 同感。

波津彬子インタビュー(http://pf.shogakukan.co.jp/linterview/inretview6.html)
  ブチフラワー公式HP(http://pf.shogakukan.co.jp/index.html)
  2001年10月26日

ネット上で読めるインタビュー。読者から募集した質問への回答も載っています。

『白木蓮抄』解説
  花郁悠紀子『白木蓮抄』(秋田書店 秋田文庫)

 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、1980年に26歳の若さでなくなった少女漫画家 花郁悠紀子さんは波津先生の実のお姉様です。 花郁悠紀子さん関係のお仕事で、「波津彬子」名義で執筆なさるのは、今回が初めてだろうと思います。

『雨柳堂夢咄 其の4』の紹介
  赤木かん子『かん子のミニミニ ヤング・アダルト入門 パート2』p.187
  (リブリオ出版, ISBN4-89784-598-X)

 図書館員のためのブックガイドですが、『雨柳堂夢咄 其の4』の紹介が掲載されています。
いわく、「さわやかで明るいロマンチックな古くて新しいファンタジー」「実にまあみごとに和風ファンタジーをつくりあげています」、 でもって、分類が「偉大な癒しの物語」。キースの『アルジャーノンに花束を』(早川書房)と同列に扱われているのがすごい。 実際、雨柳堂シリーズって、もののけを通して人間が癒される物語なんですよね。
まさか図書館員のためのブックガイドに出てくるとは思わなかったので、びっくりしてしまいましたが、 見る目のある人はちゃんと評価してるんだなぁって、嬉しくもありました。
次のページに紹介されているのは、おなじく朝日ソノラマから出ている今市子さんの『百鬼夜行抄』。
あなたの街の図書館に、波津作品が並ぶ日も近い!?

『異国の花守』の紹介
  『日経新聞』1999年5月11日夕刊 「まんがワールド」

実物未確認なのですが、「古都に移ろう心描く」という題だそうです。


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有里 (alisato@anet.ne.jp)
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最終更新日:2006/01/16